Stable Diffusionで理想のイラストを作るため、LoRAの配布サイトを探していませんか?「Civitaiは有名だけど、アニメ風に特化したサイトはないの?」「安全に使えるの?」といった悩みを持つ方も多いはずです。
この記事では、そんな疑問に答えるため、定番から国産サイトまで、おすすめの「stable diffusion LoRA 配布サイト」を厳選してまとめました。
各サイトの比較はもちろん、LoRAとモデルの違いや安全な使い方、気になる商用利用の注意点まで、この記事一本で全てわかります。
✅この記事を読むとわかること
- 自分の目的に合った最適なLoRA配布サイトの選び方
- ダウンロードから導入までの具体的な手順と使い方
- LoRAを安全に利用するためのライセンスやセキュリティ知識
- 初心者がつまずきやすいトラブルの原因と簡単な解決策

⚠️本記事で使用した画像は説明のためのイメージ画像です。実際のデザインとは異なる場合があります。
- LoRA配布サイトは、まず世界最大の**「Civitai」**をチェックするのが王道です。
- 日本のアニメ・イラスト風なら、高品質なモデルが揃う**「BOOTH」**も必見です。
- 安全に使う鍵は、**「ライセンスの確認」と、ファイル形式「.safetensors」**を選ぶことです。
- この記事では、サイト選びから導入方法、注意点まで、必要な情報を全て網羅しています。
【厳選】stable diffusion LoRA 配布サイト3選


新世界の七不思議、インドの霊廟タージ・マハルをモチーフにAiに描かせてみました。
— 三次 (@sanzi_sannzi) May 27, 2025
前回と同じく建造物の再現ではないので実像に興味のある方は続くからどうぞ。
天野喜孝Loraを使用し Stable Diffusion Web UI で画像生成 #FramePack で #Ai動画 にしました。
続く↓。 pic.twitter.com/yXlXBQgmtX
LoRA配布サイトの比較早見表【目的別まとめ】


Stable Diffusionで理想のイラストを追い求める旅は、時にどの道を選べば良いか分からなくなることがあります。たくさんのLoRA配布サイトが存在する中で、「自分の目的に合ったサイトは一体どこだろう?」と悩むのは、ごく自然なことです。
そこで、あなたの創作スタイルや目的に合わせて、最適なサイトが一目でわかる比較表を作成しました。この表を道しるべとして、あなたの冒険にぴったりのパートナーを見つけてください。
あなたに最適なLoRA配布サイトはこれだ!
サイト名 | 主な特徴 | 得意ジャンル | ライセンスの分かりやすさ | 初心者おすすめ度 |
Civitai | 世界最大級のモデル数・活発なコミュニティ | 全ジャンル(アニメ、実写、画風) | △(アイコンで表示、要確認) | ★★★★★ |
BOOTH | 日本のクリエイターが中心・高品質 | アニメ・イラスト | ○(クリエイター毎に明記) | ★★★★☆ |
Hugging Face | 信頼性の高い公式・研究モデルが多数 | 全ジャンル(特に技術的・実験的) | ○(ライセンスファイルで明記) | ★★★☆☆ |
世界中から毎日新しいLoRAが投稿されるため、選択肢の多さは他の追随を許しません。あらゆるジャンルを網羅しており、創作の可能性を無限に広げたいあなたに最適です。
日本のクリエイターが生み出す、繊細で質の高いアニメ風LoRAを探しているなら、BOOTHは日本のアニメ・イラスト風LoRAを探す際に有力な選択肢となります。お気に入りのクリエイターを支援する楽しみもあります。
公式や研究機関が配布するモデルが多く、信頼性を重視する方におすすめです。最新のAI技術に触れながら、安心して創作活動に集中できます。
【王道】Civitai:世界最大のモデル共有サイト


「LoRAを探すなら、まずCivitaiへ行け」これは、Stable Diffusionユーザーの間で、もはや合言葉のようになっています。なぜCivitaiがこれほどまでに「王道」として君臨しているのでしょうか。その理由は、単にモデル数が多いからというだけではありません。
Civitaiは、世界中のクリエイターが集い、作品と知識を共有する巨大なコミュニティそのものなのです。ここでは、あなたの創作意欲を刺激する3つの大きな魅力をご紹介します。
圧倒的なモデル数と多様性
Civitaiの最大の魅力は、なんといってもその圧倒的なモデル数にあります。アニメキャラクターの再現から、特定画家の画風、実写のような風景、さらには抽象的なコンセプトまで、あなたが思い描く多種多様なLoRAが投稿されており、幅広い表現に対応するモデルが多数見つかります。
この多様性は、あなたの「作りたいもの」の解像度を格段に上げてくれます。例えば、「かわいい女の子」という漠然としたイメージが、「〇〇というアニメ風の、△△な雰囲気を持つ女の子」という具体的な目標に変わる瞬間を、Civitaiは提供してくれるのです。
質の高いLoRAを見抜くための機能
玉石混交のモデルの中から、本当に質の高い「玉」を見つけ出すための仕組みが充実している点も、Civitaiが支持される大きな理由です。
LoRAを探す際、「Checkpoint」や「LoRA」といったモデルタイプで絞り込むのは基本です。さらに、「評価の高い順」「ダウンロード数順」で並び替えることで、多くのユーザーに支持されている人気のLoRAを簡単に見つけ出せます。
各モデルページには、他のユーザーがそのLoRAを使って生成した多くの作例画像が投稿されています。これらの作例を見ることで、ダウンロードする前に「このLoRAを使うと、どんな絵が作れるのか」を具体的に把握できます。
また、コメントやレビュー欄では、使い方のコツやおすすめの強度(ウェイト)、組み合わせると良い他のLoRAなどの情報が共有されていることもあります。こうしたコミュニティの知恵を活用することで、試行錯誤の時間を大幅に短縮できるでしょう。
活発なコミュニティが生む相乗効果
Civitaiは単なるダウンロードサイトではなく、ユーザー同士が交流し、高め合うプラットフォームです。優れたクリエイターをフォローすれば、その人の新作LoRAやおすすめのモデル情報をいち早くキャッチできます。
あなたが生成した画像を投稿し、フィードバックをもらうことも可能です。こうした交流を通じて、新たなインスピレーションを得たり、これまで知らなかったテクニックを発見したりと、あなたの創作活動はさらに豊かなものになっていくはずです。
【国産】BOOTH:高品質なアニメ風LoRAが豊富


海外のサイトを巡っても、なぜか自分のイメージする「あの感じ」のイラスト風LoRAが見つからない。そんな経験はありませんか。私たちが親しんできた、繊細な線、独特の色彩感覚、キャラクターの愛らしさ。これらは、日本のクリエイターだからこそ表現できる、特別な感性かもしれません。
もしあなたが、日本のアニメやイラストが持つ独特の空気感を再現したいと強く願うなら、「BOOTH」はまさに宝の山となるでしょう。ここでは、クリエイターの情熱が詰まった、高品質な国産LoRAと出会うことができます。
日本の感性が生み出す、唯一無二のLoRA
BOOTHは、イラストコミュニケーションサービス「pixiv」が運営する、クリエイターのためのマーケットプレイスです。そのため、出品されているLoRAは、日本のイラスト文化の最前線で活躍するクリエイターたちが手がけたものが中心です。
海外サイトでは見つけるのが難しい、特定の日本のゲームやアニメキャラクターに特化したLoRAや、人気のイラストレーターの画風を学習させたモデルなど、非常にニッチで個性的なLoRAが揃っています。あなたの「これが欲しかった!」に、ピンポイントで応えてくれるモデルと出会える可能性が高いのです。
多くのクリエイターは、自身の作品としてLoRAを公開しているため、そのクオリティには並々ならぬこだわりが感じられます。少ないステップ数で破綻しにくい、プロンプトへの反応が良いなど、使いやすさまで考慮された高品質なモデルが多いのも、BOOTHの大きな特徴です。
クリエイターを「支援する」という新しい価値
BOOTHのLoRAには、無料のものと有料のものがあります。一見、有料であることに抵抗を感じるかもしれません。しかし、これには大きな価値が隠されています。
有料で提供されているLoRAは、クリエイターが多くの時間と労力をかけてチューニングした、まさに渾身の作です。その対価を支払うことで、私たちはより高品質で安定したモデルを手に入れることができます。数百円から数千円の投資で、自分の作品のクオリティが劇的に向上するのであれば、それは非常に価値のある選択と言えるでしょう。
なにより、購入という行為は、そのクリエイターへの直接的な「応援」となります。あなたの支援がクリエイターのモチベーションとなり、次の素晴らしいLoRAが生まれるきっかけになるかもしれません。BOOTHは単に商品を売買する場所ではなく、クリエイターとファンが繋がり、共に創作文化を育てていく温かい場所なのです。
【技術者向け】Hugging Face:信頼性の高いモデルが多数


「このLoRAは、一体どんなデータで学習されたのだろう?」「ライセンスは本当にクリーンなのだろうか?」創作活動に真剣に取り組むほど、モデルの背景にある信頼性や安全性が気になってくるものです。特に、将来的に商用利用を考えているなら、その不安は無視できません。
そんな技術的な探求心や、信頼性を最優先したいあなたにこそ、足を運んでほしいのが「Hugging Face」です。ここは、AIの世界における学術論文のアーカイブのような、信頼と知の集積地です。
信頼性が担保された、公式・研究モデルの宝庫
Hugging Faceは、もともと自然言語処理の分野で世界的に有名なプラットフォームであり、GoogleやMicrosoftといった名だたる企業や研究機関が、最新のAIモデルを公開する場として利用しています。
ここで配布されているLoRAは、誰が、どのような目的で、どんなデータを使って作成したのかが、比較的明確に記されていることが多いのが特徴です。出所がはっきりしているため、ライセンスが不明確なモデルや、意図しない学習データが含まれているリスクを低減できます。この安心感は、何物にも代えがたいメリットです。
画像生成AIの分野でも、最新の研究成果に基づいた実験的なLoRAが公開されることがあります。例えば、特定の物理現象を再現するLoRAや、新しいアーキテクチャを採用したモデルなど、他のサイトでは見られないような技術的に興味深いモデルに出会える可能性があります。こうした最先端の技術に触れることは、あなたの創作に新たな視点をもたらしてくれるでしょう。
技術者向けUIを使いこなすヒント
Hugging Faceのサイトは、研究者や開発者向けに設計されているため、Civitaiのように画像がずらりと並ぶ華やかなUIではありません。初めて訪れた方は、どこから手をつけていいか戸惑うかもしれません。
しかし、いくつかのコツさえ掴めば、膨大なモデルの中から目的のLoRAを見つけ出すことは十分に可能です。
まずは、画面上部の検索窓にキーワードを入れて探すのが基本です。その際、ただ「LoRA」と入力するだけでなく、以下のようなキーワードを組み合わせると、より効率的に探せます。
- stable-diffusion
- text-to-image
- diffusers (Hugging Face製の画像生成ライブラリ)
検索結果画面の左側には、ライブラリ(Diffusersなど)やタスク(Text-to-Imageなど)で絞り込むためのフィルターがあります。これらを活用することで、関係のないモデルを除外し、画像生成用のLoRAにたどり着きやすくなります。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、この知の宝庫を探索するスキルは、あなたのAIクリエイターとしてのレベルを一段階引き上げてくれるはずです。
【作例から探す】おすすめLoRAモデルのジャンル5選


「さあ、LoRAを探すぞ!」と意気込んでみたものの、配布サイトに広がる無数のモデルを前に、どこから手をつけていいか途方に暮れてしまう。そんな経験はありませんか。まるで広大な図書館で、目当ての本がどの棚にあるのかも分からず、ただ立ち尽くしているような感覚。
そんな時、試してほしいのが「モデル名」からではなく、「作りたい絵のジャンル」から探すというアプローチです。これは、本のタイトルではなく「ファンタジー」や「ミステリー」といったジャンルの棚から探し始めるようなもの。この方法なら、あなたの創作の羅針盤が、きっと進むべき方向を指し示してくれます。
ここでは、あなたの創作意欲を刺激する5つの代表的なジャンルと、それぞれが生み出す表現の可能性をご紹介します。
美少女・アニメキャラ系LoRA
「あのアニメの、お気に入りのキャラクターを自分の手で描いてみたい」。そんな純粋な憧れを、このジャンルのLoRAは叶えてくれます。特定のキャラクターが持つ髪型、瞳の色、服装のディテールまでを驚くほど忠実に再現することが可能です。
また、特定のキャラクターだけでなく、「〇〇というイラストレーターさんのような、透明感のある画風の女の子」といった、特定のスタイルを学習したLoRAも存在します。これを使えば、まるでプロのイラストレーターが描いたかのような、魅力的なキャラクターを生み出すことができるでしょう。
リアル・実写系LoRA
まるで写真と見紛うほど、生身の人間の息遣いや肌の質感まで表現したい。そんなリアリティを追求するあなたには、このジャンルが最適です。人物のポートレートはもちろん、金属の光沢や布の質感、水面のきらめきといった、現実世界のディテールを忠実に描き出すことができます。
このジャンルのLoRAを使いこなせば、実在しないモデルの広告写真を作成したり、歴史上の人物を現代に蘇らせたりといった、現実と虚構が交差するような刺激的な創作活動が可能になります。
風景・背景系LoRA
キャラクターは描けても、その背景に説得力を持たせるのは難しい。そう感じたことはありませんか。風景・背景系のLoRAは、そんな悩みを解決する強力な味方です。
例えば、燃えるような夕焼け空の繊細なグラデーション、ファンタジー世界に広がる幻想的な森、近未来都市のサイバーな街並みなど、物語の世界観を一瞬で構築するような背景を生成できます。キャラクターが生きる「世界」そのものを創り出すことで、あなたの作品はより一層深みを増すはずです。


画風・スタイル系LoRA
「ゴッホのような力強い筆致で、現代の街並みを描いたらどうなるだろう?」「新海誠監督の作品のような、光が溢れる画風で、自分の思い出の風景を描きたい」。そんな、時空や次元を超えた発想を実現するのが、この画風・スタイル系LoRAです。
特定の画家の作風や、水彩画、油絵、インクアートといった特定のアートスタイルを学習したLoRAを適用することで、ありふれたモチーフも全く新しい芸術作品へと昇華させることができます。あなたの創造性と偉大なアーティストの感性が融合する、刺激的な体験が待っています。
コンセプト系LoRA
物語には、明確なテーマや世界観が必要です。「スチームパンク」「サイバーパンク」「ゴシックロリータ」といった、特定のコンセプトを表現することに特化したLoRAも数多く存在します。
これらのLoRAは、歯車や配管、フリルやレースといった、そのコンセプトを象徴する要素を効果的にイラストへ盛り込む手助けをしてくれます。あなたの頭の中にある壮大な物語の世界観を、細部にまでこだわってビジュアル化したいと願うなら、このジャンルのLoRAは欠かせないツールとなるでしょう。
LoRA配布サイトの安全な使い方と注意点


帰宅して急に思い立ってStable Diffusionを導入w
— 烏@ (@o_s08) June 15, 2025
なんとか形にはなるかな
とりあえずモデルとLora入れて作成したのが👇#AIart #AIイラスト pic.twitter.com/tszewzTUmB
LoRAとは?Stable DiffusionとLoRAの違いは何ですか?


Stable Diffusionの世界に足を踏み入れたばかりのあなたが、プロンプトと格闘する中で「Checkpoint」や「モデル」という言葉には少しずつ慣れてきた頃かもしれません。しかし、コミュニティを覗くと頻繁に目にする「LoRA」という新たな単語。「これもモデルの一種なの?」「Checkpointと何が違うの?」そんな疑問が頭をよぎるのは、誰もが通る道です。
ご安心ください。LoRAは決して難しいものではありません。むしろ、あなたの創作活動をより手軽で、より奥深いものにしてくれる、魔法のようなツールなのです。ここでは、LoRAの本質とその魅力を、車のカスタマイズに例えて解説します。
LoRAは軽量な「追加オプションパーツ」
まず、Stable Diffusionの土台となる「Checkpoint(チェックポイント)」を、車の「本体(ボディやエンジン)」だと考えてみてください。この本体だけでも車は走りますし、基本的な性能はここで決まります。実写風の車か、アニメ風の車か、といった根本的なスタイルがこれにあたります。
一方、「LoRA(ローラ)」は、その車に追加で取り付ける「オプションパーツ」です。例えば、特定のデザインのホイール、エアロパーツ、特別な塗装などをイメージしてください。
この「オプションパーツ」であるLoRAには、大きく分けて3つの素晴らしいメリットがあります。
- 表現力の飛躍的な向上:
特定のキャラクターの服装や髪型、特定の画家のタッチといった、非常に細かい「スタイル」を後から追加できます。これにより、ベースとなる車の性能はそのままに、見た目や雰囲気をガラリと変えることが可能です。 - ファイルサイズが驚くほど軽い:
車の本体(Checkpoint)が数GBもの大容量であるのに対し、オプションパーツ(LoRA)は数十〜数百MBと非常に軽量です。たくさんのパーツを集めても、PCのストレージを圧迫しにくいのは大きな利点です。 - 自由な組み合わせが可能:
「この画風パーツと、このキャラクターパーツを同時に装着する」といったように、複数のLoRAを組み合わせて使うことができます。これにより、表現の可能性は無限大に広がります。
Checkpointとの役割分担で創作はもっと自由に
CheckpointとLoRAの違いを理解し、役割分担させることが、Stable Diffusionを使いこなす鍵となります。
- Checkpoint: 生成する画像の「土台」を決めます。「リアルな人間」か「2Dアニメ」か、といった根本的な世界観を担当します。
- LoRA: 土台の上に「特定の味付け」をします。「特定の服装」「特定のポーズ」「特定の画風」といった、より詳細な要素を担当します。
まずは汎用性の高いCheckpointを一つ選び、そこに様々なLoRAを付け替えて試してみる。この方法なら、巨大なモデルファイルをいくつもダウンロードすることなく、多彩なイラスト生成を手軽に楽しむことができるのです。
【超重要】ライセンスの確認方法と商用利用の注意点


あなたが情熱を注いで生み出した一枚のイラスト。それをSNSのアイコンにしたり、グッズ化して販売したり、あるいは仕事で活用したり…。AIによる創作活動の可能性が広がるほど、「この画像、自由に使って本当に大丈夫?」という不安が現実味を帯びてきます。
この「権利」に関する問題は、LoRAを利用する上で避けては通れない、最も重要なテーマです。知らずにルールを破ってしまえば、楽しいはずの創作活動が、思わぬトラブルに発展しかねません。ここでは、安心して創作を続けるために、必ず知っておくべきライセンスの確認方法とその心構えについて解説します。
LoRAの「利用規約」はモデルごとに全く違う
まず心に刻んでおくべきなのは、「全てのLoRAが同じルールで使えるわけではない」という事実です。クリエイターが心血を注いで作成したLoRAには、それぞれ「こう使ってほしい」「これはやめてほしい」という想いが込められた、個別の利用規約(ライセンス)が設定されています。
「まあ、みんな使っているから大丈夫だろう」という安易な考えは、非常に危険です。あなたが守るべきなのは、他人の動向ではなく、そのモデルの制作者が定めたルールなのです。
Civitaiでのライセンス確認方法
幸いなことに、Civitaiのような主要な配布サイトでは、ライセンス情報が分かりやすく表示される工夫がされています。Civitaiのモデルページ右側にある、カートのアイコン(🚫)のセクションを見てみましょう。ここには、許可されていること(✓マーク)と禁止されていること(×マーク)がアイコンで示されています。
- Allow commercial use: 商用利用の許可。Noになっている場合、そのLoRAを使って生成した画像を販売したり、収益の発生する活動に利用したりすることはできません。
- Allow selling images: 生成した画像の販売許可。
- Allow use without crediting the creator: クレジット(作者名など)の表記なしでの使用許可。Noの場合は、どこかに作者名を記載する必要があります。
- Allow selling this model or merges: モデルそのものや、それを元に改造したモデルの販売許可。ほとんどの場合、これは禁止されています。
これらの項目を一つ一つ確認し、自分の利用目的が許可されている範囲内にあるかを、ダウンロードする前に必ずチェックする習慣をつけましょう。
「商用利用可」でも残る、グレーゾーンへの理解
ここで、さらに一歩踏み込んだ注意点があります。それは、たとえLoRAのライセンスが「商用利用可」となっていても、100%安全とは言い切れない可能性がある、ということです。
なぜなら、そのLoRAが「何を学習して作られたか」という、元の学習データの問題が残るからです。もし、著作権で保護されているイラストや写真を無断で学習データに使用していた場合、そこから生成された画像にも権利上の問題が及ぶ可能性はゼロではありません。
残念ながら、利用者が学習データの中身までを完全に把握することは困難です。だからこそ、私たちは「常にリスクは存在する」ということを理解し、自己責任の原則のもとで活動する必要があります。特に企業活動など、高いコンプライアンスが求められる場面で利用する際は、出所が明確で信頼性の高いモデルを選ぶなど、より一層の注意が求められるのです。
安全なファイル形式は「.safetensors」一択の理由


ワクワクしながらダウンロードしたLoRAファイル。それをダブルクリックした瞬間、PCの動作が急に重くなったり、見知らぬ警告画面が表示されたり…。考えただけでも恐ろしいことですが、これは決して絵空事ではありません。便利なツールの裏側には、常にセキュリティリスクが潜んでいるのです。
特に、画像生成AIの世界では、モデルファイルの形式があなたのPCの安全を左右する重要な鍵となります。なぜ、私たちは数あるファイル形式の中から「.safetensors」を選ぶべきなのでしょうか。その理由は、あなたのPCを悪意ある攻撃から守るための、極めてシンプルな防御策だからです。
旧形式に潜む「ピクル・ボム」の脅威
かつて、Stable Diffusionのモデルファイルは「.ckpt」や「.pt」という形式が主流でした。これらは、Pythonというプログラミング言語で広く使われている「Pickle(ピクル)」という仕組みを利用してデータを保存しています。
Pickleは非常に便利な仕組みですが、一つ大きな弱点を抱えています。それは、ファイルの中に「任意のプログラムコード」を埋め込むことができてしまう、という点です。
悪意を持った第三者は、この弱点を突き、ウイルスのような有害なプログラムコードを埋め込んだモデルファイルを作成することが可能です。もしあなたが、そうとは知らずにこのファイル(通称:ピクル・ボム)を読み込んでしまうと、Stable Diffusionがそのプログラムを実行してしまい、PC内の情報を盗まれたり、システムを破壊されたりする危険性があるのです。
「.safetensors」が安全性が高いとされる理由
この深刻なセキュリティリスクに対処するために開発されたのが、「.safetensors」という新しいファイル形式です。その名前が示す通り、安全性を最優先に設計されています。
.safetensorsの最大の特徴は、モデルのデータ(数値)とプログラムコードを完全に分離して扱う点にあります。ファイルの中には、AIモデルとして必要な数値データしか保存できず、プログラムコードを埋め込む余地がありません。
したがって、たとえ悪意のある人物が.safetensorsファイルを作成しようとしても、有害なプログラムを仕込むこと自体が不可能なのです。これにより、私たちはモデルファイルを読み込む際の「これは安全なファイルだろうか?」という不安から解放されます。
現在、Civitaiをはじめとするほとんどの主要な配布サイトでは、この.safetensors形式が標準となっています。あなたがLoRAをダウンロードする際は、拡張子が.safetensorsであることを必ず確認してください。それは、楽しい創作活動を続けるための、あなた自身でできる最も簡単で確実な防衛策なのです。



100%安全が保証されるわけではないため、信頼できる配布元から入手することも重要です
LoRAのダウンロードから導入・使い方までの5ステップ


さて、使いたいLoRAを見つけ、その安全性も確認できたなら、いよいよあなたのStable Diffusionに魔法をかける時間です。ここからは、ダウンロードしたLoRAファイルを実際に使えるようにするための、具体的な手順を5つのステップに分けて解説します。
最初は少し戸惑うかもしれませんが、一つ一つのステップはとてもシンプルです。この手順通りに進めれば、誰でも簡単にLoRAを導入し、イラストの表現力を格段に向上させることができます。
Step 1:サイトからLoRAをダウンロードする
まずは、Civitaiなどの配布サイトで、使いたいLoRAのモデルページを開きます。ページ内にある「Download」ボタンをクリックすれば、ダウンロードが始まります。この時、ファイル形式が.safetensorsであることを再度確認しておきましょう。
Step 2:正しいフォルダにLoRAを配置する
ダウンロードしたLoRAファイルは、Stable Diffusionが読み込めるように、決められた場所に配置する必要があります。多くの人が利用している「AUTOMATIC1111版 Stable Diffusion WebUI」の場合、その場所は以下の通りです。
stable-diffusion-webui/models/LoRA/
このLoRAフォルダの中に、先ほどダウンロードした.safetensorsファイルを移動、またはコピーしてください。フォルダ名を間違えやすいので注意しましょう。
Step 3:WebUIでLoRAを読み込む
LoRAファイルを正しい場所に配置したら、Stable Diffusion WebUIを起動(または再起動)します。そして、プロンプト入力欄の下にある「Generate」ボタンのすぐ下を見てください。そこに花のアイコン(🌸)があるはずです。
そのアイコンをクリックすると、追加学習モデル用のタブが開きます。その中から「Lora」タブを選択し、リストに先ほど追加したLoRAのファイル名が表示されているか確認しましょう。もし表示されていなければ、「Refresh」ボタンを押してリストを更新してみてください。
Step 4:プロンプトにLoRAを記述する
使いたいLoRAがリストに表示されたら、そのLoRAのカード(サムネイル)をクリックします。すると、プロンプト入力欄に、以下のようなテキストが自動的に挿入されるはずです。
<lora:ファイル名:1>
これが、LoRAを有効にするための「呪文」です。この記述があることで、Stable Diffusionは指定されたLoRAを読み込んで画像を生成します。
Step 5:強度(ウェイト)とトリガーワードを調整する
自動挿入された<lora:ファイル名:1>の末尾にある「1」という数字は、LoRAの効果の「強度(ウェイト)」を表しています。1が100%の強さを意味しますが、強すぎると絵が崩壊することもあるため、一般的には0.7や0.8あたりから試してみるのがおすすめです。
さらに、LoRAによっては、その効果を最大限に引き出すための特別なキーワード「トリガーワード」が必要な場合があります。これはLoRAの配布ページに記載されていることが多いので、必ず確認しましょう。例えば、特定のキャラクターのLoRAであれば、そのキャラクター名がトリガーワードになっている、といった具合です。
このトリガーワードをプロンプトに含め、強度を調整しながら何度か画像を生成してみる。この試行錯誤こそが、LoRAを使いこなす一番の近道であり、創作の醍醐味でもあるのです。
LoRAが表示されない?よくある原因と解決策


手順通りに進めたはずなのに、Stable Diffusion WebUIのLoRAタブに、さっきダウンロードしたはずのファイルが見当たらない。期待に胸を膨らませていただけに、そのがっかり感は大きいものです。「どこかで間違えてしまったんだろうか…」と、不安な気持ちで画面を何度も見返してしまう。これは、多くの初心者が一度は経験する「あるある」な悩みです。
しかし、心配は無用です。この問題は、ほとんどの場合、ごく簡単な見落としが原因です。慌てずに、これから紹介するチェックリストを一つずつ確認していけば、きっとあなたのLoRAは姿を現してくれるはずです。
原因1:LoRAを保存するフォルダが間違っている
最もよくある原因が、この「保存場所の間違い」です。LoRAファイルは、決められた専用のフォルダに入れないと、Stable Diffusionに認識してもらえません。
もう一度、ファイルの場所を確認してみましょう。正しい場所は、前述の通り stable-diffusion-webui/models/LoRA/ です。
よくある間違いとして、
- models/Stable-diffusion/ フォルダ(Checkpointを置く場所)に入れてしまう
- extensions/ フォルダに入れてしまう
といったケースがあります。あなたのLoRAファイルが、正しい住所にいるかを確認してあげてください。
原因2:WebUIのリストが更新されていない
正しいフォルダに置いたはずなのに、それでも表示されない。そんな時は、WebUI側が新しいファイルの存在にまだ気づいていないだけかもしれません。
WebUIの「LoRA」タブを開き、タブの下にある青い「Refresh」ボタンを押してみてください。これは、「新しいファイルがないか、もう一度フォルダの中身を確認して!」とWebUIに指示するボタンです。
ほとんどの場合はこれで解決しますが、それでも表示されない場合は、WebUIの「Settings」タブにある「Reload UI」ボタンを押して、UI自体を再起動してみましょう。
原因3:Google Colabのセッションがリセットされている(Colab利用者向け)
もしあなたがGoogle Colabを使ってStable Diffusionを動かしている場合、少し特殊な原因が考えられます。Colabは、一定時間操作がないと「セッション」が自動的に切れ、作業内容がリセットされてしまうのです。
セッションが切れると、ダウンロードしたLoRAファイルも消えてしまいます。これはColabの仕様なので、残念ながら避けることはできません。
もしLoRAが消えてしまったら、LoRAをダウンロードするためのコマンド(!wgetで始まるコードセル)を、もう一度実行する必要があります。毎回ダウンロードするのが手間に感じる場合は、自分のGoogle DriveにLoRAファイルを保存し、ColabからそのGoogle Driveを読み込む(マウントする)という、より高度な方法もあります。
【FAQ】LoRAに関するよくある質問と回答


LoRAの世界は奥深く、使い始めると次から次へと新しい疑問が湧いてくるものです。この記事の締めくくりとして、多くの人が抱くであろう、一歩進んだ質問にお答えします。ここでの知識が、あなたの創作活動をさらに自由で、豊かなものにするためのヒントになれば幸いです。
Q1. 複数のLoRAを組み合わせることはできますか?
はい、可能です。これこそがLoRAの醍醐味の一つです。例えば、「特定の画風を適用するLoRA」と「特定のキャラクターを再現するLoRA」を同時に使うことで、「〇〇風の画風で描かれた△△というキャラクター」といった、非常に複雑な表現を実現できます。
プロンプトには、<lora:ファイル名1:強度1> <lora:ファイル名2:強度2> のように、使いたいLoRAを並べて記述します。ただし、組み合わせるLoRAの数が多くなったり、それぞれの強度が高すぎたりすると、互いに干渉しあって絵が崩壊しやすくなります。最初は2〜3個の組み合わせから、強度を少しずつ調整しながら試してみるのがおすすめです。
Q2. LoRAの自作はできますか?
はい、自作することも可能です。自分で描いたイラストや、集めた写真を学習させることで、世界に一つだけのオリジナルLoRAを作成できます。
ただし、LoRAの自作には、ある程度の専門知識と学習用のPC環境(特に高性能なGPU)が必要となります。近年では、LoRAの学習を支援するツールや詳しい解説記事も増えてきているので、興味がある方は「LoRA 学習方法」といったキーワードで調べてみると、新たな扉が開けるかもしれません。
Q3. LoRAを使うのにおすすめのGPUはありますか?
LoRAを使った画像生成、特に高解像度の画像を生成するには、ある程度のGPU性能、具体的には「VRAM(ビデオメモリ)」の容量が重要になります。VRAMが多ければ多いほど、より複雑な処理をスムーズに行うことができます。
快適な創作活動のためには、一般的にVRAMが8GB以上搭載されたGPUが推奨されます。具体的には、NVIDIA社のGeForce RTX 3060(12GBモデル)あたりが、コストパフォーマンスと性能のバランスが取れた入門機として人気があります。もちろん、予算に余裕があれば、RTX 4070など、より高性能なGPUを選ぶことで、生成速度の向上や、さらに高度な作業が可能になります。
まずはCivitaiで好みのLoRAを探してみよう


ここまで、LoRAという魔法のツールの基本から、様々な配布サイトの特徴、そして安全に使いこなすための注意点まで、長い旅路を共にしてきました。たくさんの知識を得て、あなたの頭の中は今、新たな創作への期待で満ちあふれていることでしょう。
しかし、同時にこうも感じているかもしれません。「情報はたくさん得たけれど、さて、具体的にどこから始めればいいのだろう?」と。その迷いを断ち切り、記念すべき第一歩を踏み出す場所として、私たちが強くおすすめしたいのが、やはり「Civitai」です。
なぜ、最初のステップがCivitaiなのか?
数あるサイトの中で、なぜCivitaiから始めるのがベストなのでしょうか。その理由は、Civitaiが初心者のあなたにとって、最も親切で、最も刺激的な「冒険の始まりの街」だからです。
前述の通り、Civitaiは世界中のクリエイターが集う、圧倒的な情報量を誇るプラットフォームです。「こんなLoRAがあったらいいな」と思ったものは、大抵ここに見つかります。この「探せばある」という安心感は、創作のモチベーションを維持する上で非常に大切です。
一人で未知の荒野を進むのは心細いものですが、Civitaiには無数の先人たちが残してくれた「足跡」があります。それが、膨大な数の作例画像やレビューです。他のユーザーがどんなプロンプトで、どんな素晴らしい作品を生み出しているのかを見るだけで、あなたの創作意欲はかき立てられ、進むべき方向が見えてくるはずです。
あなただけの「宝探し」をはじめよう
さあ、準備は整いました。今こそ、あなただけの宝探しの時間です。
Civitaiのサイトを開き、まずは検索窓に、あなたの好きなもの、描いてみたいもののキーワードを打ち込んでみてください。「anime style」「cat girl」「ghibli style」…どんな言葉でも構いません。
そして、フィルター機能を使い、「評価の高い順」や「ダウンロード数順」に並び替えてみましょう。世界中のユーザーから愛されている、素晴らしいLoRAたちがあなたの前に姿を現すはずです。それはまるで、古びた宝の地図を頼りに、未知の財宝を見つけ出すような、ワクワクする体験となるでしょう。
安全に、そして創造的に
この冒険の旅に出るにあたり、一つだけ忘れないでほしいことがあります。それは、これまで学んできた「安全への配慮」です。
ダウンロードする際は、ファイル形式が「.safetensors」であることを確認する。そして、使う前には必ずライセンスに目を通し、制作者への敬意を忘れない。この二つの約束事を守ることが、あなたが長く、そして楽しく創作活動を続けるための、何よりものお守りとなります。
LoRAは、単なる便利なツールではありません。それは、あなたの頭の中に眠る漠然としたイメージに形を与え、世界にたった一つの作品として生み出すための、力強い翼です。この記事が、あなたがその翼を広げ、大空へと羽ばたくきっかけとなったなら、これ以上の喜びはありません。
LoRA配布サイトの活用で創作は新たな次元へ


- LoRAは、Stable Diffusionの表現力を拡張する軽量な追加学習ファイルである
- 配布サイトは、目的(網羅性、専門性、信頼性)に応じて戦略的に選ぶべきである
- Civitaiは、世界最大級のモデル数を誇り、初心者から上級者まで全てのユーザーの第一選択肢となる
- BOOTHは、高品質な日本のアニメ・イラスト風LoRAを探すのに最適なプラットフォームだ
- Hugging Faceでは、公式機関などが配布する信頼性の高いモデルが入手可能である
- LoRAを探す際は、作りたい作品のジャンル(美少女、リアル、風景など)から探すアプローチも有効だ
- Checkpointは画像の土台、LoRAは特定の味付けという役割分担を理解することが重要である
- LoRAの利用には、モデルごとに設定されたライセンス(利用規約)の確認が不可欠である
- 商用利用の可否、クレジット表記の要不要は、ダウンロード前に必ずチェックすべき項目だ
- セキュリティリスクを避けるため、モデルファイルの形式は「.safetensors」を選ぶことが推奨される
- ダウンロードしたLoRAファイルは、stable-diffusion-webui/models/LoRA/フォルダに配置する
- WebUIでLoRAを適用するには、プロンプトに<lora:ファイル名:強度>と記述する
- モデルの効果を最大限に引き出す「トリガーワード」が設定されている場合がある
- LoRAが表示されない主な原因は、保存場所の間違いやWebUIのリスト未更新である
- 複数のLoRAを組み合わせることで、より複雑で独創的な表現が可能になる
- LoRAの活用には、VRAMが8GB以上搭載されたGPUが推奨される
- 安全な利用法を学び、まずはCivitaiで好みのLoRAを探すことから始めるのが良い


関連リンク
この記事で解説した内容をさらに深く理解し、安心して創作活動を続けていただくために、信頼性の高い公式サイトや公的機関の情報源をご案内します。
LoRAの原論文(arXiv.org)
この記事で紹介した「LoRA」という技術が、どのような理論に基づいているのか。その原点である学術論文はこちらで読むことができます。技術的な背景をより深く探求したいという、知的好奇心を満たしてくれます。
https://arxiv.org/abs/2106.09685
AIと著作権に関する文化庁の見解
「生成したイラストの権利はどうなるの?」という、AIと著作権に関する法的な疑問について、日本の文化庁が公式な見解を示しています。商用利用などを考える上で、最も信頼できる公的な情報を確認したい場合にご活用ください。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/ai_chosakuken.html
Hugging Face 公式ブログ
AI技術の最新トレンドや、LoRAを含む様々な技術について、専門家による分かりやすい解説記事が多数掲載されています。最先端の情報を追いかけ、ご自身の知識を常にアップデートしたいと考える方におすすめです。
https://huggingface.co/blog
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