【ニュースの要点と背景】
「好きなことを仕事にしたら、幸せになれる」
そんなフレーズにちょっと立ち止まりたくなるようなニュースが話題です。
PCやガジェット系の動画で知られていたYouTuber「せろりんね」さんが、突然の引退を発表しました。登録者は約24万人。活動歴は約8年という人気チャンネルでしたが、動画で本人はこう語りました。
単刀直入に言いますと、私は“にわか”です。
動画の中では、自作PCやガジェットを扱う情報の質が年々上がり、発信する側としてのプレッシャーや正確さの要求に疲れてしまったこと。また、もともとガジェットそのものが心から好きだったわけではなかったことも、素直に明かされました。
この「好きじゃなかったのに、やっていた」という告白に、SNSでは驚きと共感、そして応援の声が広がっています。
もともと彼女のチャンネルは、レビューや組み立てなど実用系の情報がメイン。しかし、動画映えする構図や自身の見せ方、スタジオ作りまで工夫するストイックさに、多くの視聴者が惹かれていました。
ただその一方で、「サムネの角度」や「右顔・左顔」へのこだわりなど、視聴者には見えない部分で無理を重ねていたことも告白。本人いわく、見た目やキャラの印象にも気を使いすぎて疲れてしまったとのことです。
また、コメント欄には「昔のゆるい動画が好きだった」「案件ばかりで違和感があった」といった、視聴者側の微妙な気づきも見られました。
「にわか」でも成功できる。でもその裏には、“続けることのしんどさ”があった――そんな人間らしい葛藤が、引退の背景にあったようです。
【みんなの反応まとめ】

●共感の声
- 正直、あの動画見てホッとした。言いづらいことをよく言ってくれたと思う。
- 無理してるの、なんとなく伝わってたから、やっぱりなって感じもある。
- 好きじゃなくてもやれてたって、逆にすごいと思う。
- 好きなことで疲れちゃうの、すごく分かる。趣味が義務になる瞬間ってあるよね。
- 表情や角度まで気にしてたなんて、知らなかったけど…こっちも無意識に求めすぎてたのかも。
●批判・反対意見
- だったら最初からガジェット系やらなきゃよかったのでは?
- 案件多かったし、やっぱり本気じゃなかったのかって思った。
- 正直、知識が浅いのは前からちょっと感じてた。
- 自分の好きでやってる人に失礼って声も一部では出てるみたい。
●クスッとする反応
- にわかで24万人て…俺、ガチ勢で動画10回再生なんだけど?
- 「引退理由:にわかでした」って、音楽性の違いより潔くて草。
- 顔の角度気にしてたって言うけど、俺もリモート会議で同じことしてるから刺さったわ。
- 次はぜひ「にわかでも伸びる動画術」でカムバックしてほしい。
【編集部のひとこと】
「好きなことを仕事に」という言葉は希望でもあり、呪いでもあるのかもしれません。
せろりんねさんのように、結果的に人気を集めても、気持ちが追いつかないまま続けてしまうことは、誰にでも起こりうるのではないでしょうか。
“にわか”という言葉に、正直さと覚悟が込められていた今回の引退。これからのYouTubeは「好きじゃないけど得意」なジャンルも、ひとつの強みになるのかもしれません。

好きじゃなくても成功できるなら、私もそろそろ「週3ジム通い系VTuber」始めようかな…。3日で終わりそうだけど。
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